IoTのセキュリティを高めるブロックチェーン技術と将来性

IoTのセキュリティを高めるブロックチェーン技術と将来性

IoT(Internet of Things)とは?

今回はIoT(Internet of Things)におけるブロックチェーン技術の導入事例を見ていきます。

そもそもIoT(Internet of Things)という言葉を耳にしたことはありますでしょうか。

このIoTという言葉の意味を知らない方の中にも、日常で体験している方は多くいらっしゃいます。
例えば、テレビとインターネットを接続したり、スマートフォンで録画予約などができます。
エアコンなども外出先で操作することができ、帰宅時間などに合わせて、オンオフを切り替えることが可能です。

つまりこのIoT(Internet of Things)とは、身の回りのありとあらゆるモノがインターネットにつながる仕組みのことを指します。

今までインターネットとは無関係であったモノたちが、インターネットとつながることで、モノが相互通信し、遠隔からでも、認識、計測、操作が可能になりました。
そして最大の特徴は、人が操作してインターネットにつなぐだけではなく、モノ自ら、インターネットにアクセスすることです。

IoTの課題とブロックチェーン技術の導入事例

この仕組みは画期的で素晴らしいもののように聞こえますが、現状いくつか課題があります。

そのうちのひとつは、IoTプラットフォームを提供している会社はそれぞれが異なる方法でデータを管理しているため、情報共有や協業作業の非効率さが目立ちます。
また、さまざまなデータがそのモノ自体、もしくはネット上に蓄積されるのでプライバシー侵害などのセキュリティ面で改善が必要です。

IoTの流れは私たちの生活をより豊かに、心地よいものにする一方で、
プラットフォーム提供会社同士の連携の脆弱性やプライバシー問題などは私たちにとって、クリアにさせなければならないものです。

ここにブロックチェーンの技術導入の可能性があります。
同じブロックチェーン上にデータを記録しておけば、情報の伝達が素早く、容易になります。
また高い安全性のもと、IoTプラットフォーム提供会社同士で情報シェアが可能です。

導入事例として、GMOは2016年に提携会社3社と合同でブロックチェーンとIoTを活用した宅配ボックスの実証実験を行ったことを発表しています。

目的は本人不在時の再配達を可能にし、配達エラーなどを防止する宅配ボックスの開閉制御システムを構築するというものでした。
このシステムにブロックチェーン技術を導入し、納入履歴や開閉履歴、そのための鍵を記録させ、受取人がその場にいなくても正しく宅配サービスを享受することを可能にしました。

ブロックチェーンは、IoT業界の既存の課題を解消する可能性を大いに秘めています。

日本においても、各企業がIoTとブロックチェーンの融和性の高さに目をつけていますので、今後より一層実用的なシステムが開発されることは間違いありません。

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